“健歩快働”をまちごと科学する
イノベーティブ新湘南共創拠点

COI-NEXT YNU  SHONAN

いくつになっても青春を謳歌する
そんな新湘南に寄り添いたい
新湘南の街並み

拠点ビジョン

革新的ADLデータテクノロジーの創発・実装により
“健歩快働”を実現する持続発展可能な“まち”をつくる 健歩快働:高齢者になっても健やかに歩くことができ、快活に働き続けることができるというコンセプト

超高齢化社会が到来する中で、「生産年齢=15歳~65歳」という固定概念を壊し、アクティブシニアの社会経済活動への参加を促進することが焦眉の課題と 考えています。そのためには、要介護状態である「寝たきり・歩行困難」の三大要因となる、転倒・フレイル、認知症、脳血管疾患のリスクを、一人一人の市民 生活の中で、診断・予防・改善する必要があります。本拠点では、“日常生活中の人の行為・動作”であるADLの データに着眼した独創的なヘルスケア技術の研究 開発を推進していきます。

ターゲット

  1. 介護保険 要介護・要支援 認定書類

    ADLデータによる歩行困難・寝たきりの三大要因のリスク評価・予防・改善

    医療・介護資源への圧迫低減とアクティブシニアの社会参画の促進という地域課題解決に資する「科学技術イノベーション活動」を推進し、拠点内技術をモデルケースにした成功例の輩出や新ADLシーズ技術を内外から呼び込み創発する流れを生み出します。

    • すべての人に健康と福祉を
    • 産業と技術革命の基礎をつくろう
    • パートナーシップで目標を達成しよう
  2. 介護保険 要介護・要支援 認定書類

    市民参画に根差した“まちごと科学”によるADLデータテクノロジーのフィールド展開と社会実装

    新技術の社会実装を軸とした地域経済への貢献を実現するための「新湘南型イノベーションエコシステム形成活動」を推進し、ビジョンのバックキャストとシーズ育成ストーリーとの間のギャップを市民参加で解消させ、アントレプレナー育成、ファンド組成等のプラットフォームを共創し、インキュベーションの加速を目指します。

    • すべての人に健康と福祉を
    • 産業と技術革命の基礎をつくろう
    • パートナーシップで目標を達成しよう

研究課題

  1. 転倒・フレイル評価技術

    ウェアラブルデバイスで“見えない壁”を感じさせ、転倒予防を実現する世界初の独創技術を、社会実装します。 身体機能と感覚機能の両面からの定量的な転倒リスク評価が可能な点が強みの技術です。これらの企業・自治体との共創研究を通じて、実用タイプ機やアプリケーションの開発、事業化プランの具体化を進めていきます。

    転倒・フレイル評価技術
  2. 軽度認知障害評価技術

    ペン・タブレットから得られる描画結果と筆圧等のマルチモーダルデータを、拠点が有する 「説明できるAI」技術で解析し、個人のクセや特徴に合わせた軽度認知障害診断を実現します。 この分野で民間企業との共同研究を既に開始しております。筆圧・ペンの傾き・高さなどのマルチモーダルデータと、横浜国大の強みの「説明できるAI」技術があるからこそ、画像データだけでは把握できない診断根拠の見える化が可能になることが実証できています。

    軽度認知障害評価技術
  3. 介入実証コホート研究

    行政医療データとゲノムデータを融合した、観察研究に留まらない先端技術の介入実証コホートを、自治体と連携しながら首都圏で実施してきていることが強みです。 ロボットスーツHALを、フレイルや軽度認知障害への介入技術として社会実装する活動や、研究課題①②の実証フィールドの確保に、すでに取り組んできています。ADLデータのコホート研究の環境構築と多角化連携が十分に可能となっています。

    介入実証コホート研究
  4. まちごと科学研究

    地域拠点ビジョンからのバックキャストと、ADLシーズ技術の育成研究ストーリーとの間のギャップを解消するための「鍵」となる、市民との対話を進めます。 社会科学・都市科学・教育学の統合知から、市民参加型イノベーションを誘発させます。また、参画機関と連携して、人・知・財の循環をかなえるエコシステムの基盤形成を進め、そのプロセスもまた、まちごと科学として研究してまいります。

    まちごと科学研究

メンバー

project

拠点運営機構の設置責任者

  • 梅原 出
    (横浜国立大学 学長)

プロジェクトリーダー

  • 下野 誠通
    (横浜国立大学 次世代ヘルステクノロジー研究センター長)

副プロジェクトリーダー

  • 田村 功一
    (横浜市立大学 大学院医学研究科 教授/横浜国立大学 客員教授)
  • 窪田 規一
    (株式会社 ケイエスピー代表取締役社長/横浜国立大学 客員教授)
  • 牧野 義之
    (神奈川県 政策局 いのち・未来戦略推進本部室 未病産業担当部長/横浜国立大学 客員教授)
  1. research 01

    転倒・フレイル評価技術

    研究リーダー

    • 島 圭介
      (横浜国立大学 次世代ヘルステクノロジー研究センター 教授)

    参画機関

    シチズン時計株式会社、シャープ株式会社、コニカミノルタ株式会社、湘南鎌倉総合病院、神奈川県、UNTRACKED株式会社

  2. research 02

    軽度認知障害評価技術

    研究リーダー

    • 泉 真由子
      (横浜国立大学 次世代ヘルステクノロジー研究センター 教授)

    参画機関

    株式会社ワコム、株式会社アイネット、横浜市立大学、湘南鎌倉総合病院

  3. research 03

    介入実証コホート研究

    研究リーダー

    • 成松 宏人
      (神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション研究科 教授)

    参画機関

    湘南ロボケアセンター株式会社、CYBERDYNE株式会社、シミックホールディングス株式会社、東北大学、慶応義塾大学、特定非営利活動法人地域健康プラン、神奈川県、藤沢市、鎌倉市

  4. research 04

    まちごと科学研究

    研究リーダー

    • 田中 稲子
      (横浜国立大学 次世代ヘルステクノロジー研究センター 教授)

    参画機関

    神奈川県、藤沢市、鎌倉市、アイパークインスティチュート株式会社、湘南鎌倉総合病院、株式会社ケイエスピー、株式会社NERV、株式会社横浜銀行

お問い合わせ

“健歩快働”をまちごと科学する
イノベーティブ新湘南共創拠点運営機構

国立大学法人横浜国立大学
研究・学術情報部 産学・地域連携課(研究推進機構)

〒240-8501 神奈川県横浜市保土ケ谷区常盤台79-5

Innovation Ecosystem

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