2024年7月20日(土)に第3回健歩・まちあるきワークショップ「てくてくてっく」を、湘南アイパーク内に設置された新湘南共創キャンパスにおいて開催しました。本ワークショップは健康で暮らしやすいまち・みちについて考えることをテーマとしており、全5回の開催を予定しています。
第3回目となる今回は、藤沢市村岡地区等から計21名の市民の皆様に参加いただき、「防災「みち・まち」テック de チェック会」として「歩いて災害に備える」をテーマにワークショップを行いました。災害時の徒歩移動の重要性や、複数の避難路を想定する必要性などについてミニレクチャーを受けた後、車椅子での共助や垂直避難、防災グッズの運搬などを体験しました。その後、第2回の「みち・まち探検マップ」の振り返りや、防災マップの作成などを行い、実際のまちでの災害や避難の課題について考えました。
第1回の「てくてくてっく」に引き続き、参加者全員が転倒リスク評価技術StA2BLEを用いた立位年齢を測定しました。前回と今回の結果を比較しながら、「防災」の視点を通して自身の健康や運動能力を考える機会を提供しました。
今回も参加者の方々から多くの貴重なご意見を伺うことができました。今後のワークショップの運営や、まち・災害に関する研究活動に活かしてまいります。
<都市イノベーション研究院・稲垣准教授による防災ミニレクチャー>

<防災てっくdeチェック>

※今回のワークショップでも、共催機関である藤沢市から車椅子4台を借用するなど多大なご協力をいただきました。

<立位年齢測定>

<第2回ワークショップの振り返りと防災マップ作成>
